東京文化会館で行われたジョン・ノイマイヤーの「リリオム−回転木馬」を観てきました。
ジョン・ノイマイヤーはアメリカ出身のバレエダンサーで世界的に人気の高い振付家。
現在はハンブルク・バレエ団の芸術監督を務めています。
昨年、ノイマイヤー氏が第31回 京都賞を受賞されたのを記念して2016年ハンブルグ・バレエ団 日本公演が実現しました。
「リリオム−回転木馬」はブロードウェイミュージカルで有名な「回転木馬」の原作、オーストリア=ハンガリー帝国出身の劇作家 モルナール・フェレンツの「リリオム」をバレエ化した舞台です。
この舞台のためにミシェル・ルグランが制作した美しい音楽と、愛し合いながらも不器用な彼らの切ないストーリーが目の前に繰り広げられていく、まるで夢のような時間。。
彼自身が子供の頃にミュージカルを観て感動した気持ちが、そのまま伝わってくるような素晴らしい演出でした!
特に華やかな遊園地でのシーンや満天の星空が輝く感動的なラストのシーンでは、スペクタクルなミュージカルを観ているようで、一緒に童心に返らせてくれました。
ならず者のリリオムにはカーステン・ユング、リリオムの妻ジュリーには元英国ロイヤル・バレエ団 プリンシパルのアリーナ・コジョカル。
ジュリーの愛と人生を納得させてくれるものになる、感動のラストシーンはアリーナの素晴らしい演技なしには成し得なかったと思います。
二人はリリオムとジュリーにピッタリでしたが、トップダンサーとしてキャリアの長いアリーナがまるで少女のようなピュアなイメージで驚きました!
今まで様々なトップダンサーを観るチャンスに恵まれましたが、特に印象的だったシルヴィ・ギエムやオレリー・デュポン(←今年パリ・オペラ座バレエの芸術監督に就任!)イリーナ・ペレン、アリーナ・コジョカル、、彼女たちに共通しているのは、華やかで強い存在感がありながら同時に笑顔の可愛らしい少女のような一面を保っていることです。
なにか一筋に切磋琢磨してきているから、そうなっていくのでしょうか、、生まれながらの才能もあると思いますが、きっとそれだけじゃないですよね!
ノイマイヤーの作品を観るためにハンブルクに行ってみたくなりましたが、夢のまた夢。
どうかまた来日してくれますように!
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