こんにちは Lulu.です。
フラワーアーティスト東信さんが主催するAMKKがAMFC(Azuma Makoto Flower Center)でエキシビジョン『Botanical Sculpture “Polypore”』を開催。“Polypore”とはサルノコシカケのこと。層のように重なり襞が蠢くあのサルノコシカケ!と鼻息荒く突入してきました。
大使館が立ち並ぶ元麻布の一角のひっそりとした空間。
樹木の幹に半月状の子実体をつけるサルノコシカケをテーマに、9点のオリジナル作品が並ぶ。ゴールド、プラチナ、ブロンズといった金属と融合させた植物彫刻。
自然のつくりだした完璧な造形と人の手によりピカピカに磨き上げられた金属との…対極にある質感の組み合わせ。
う〜ん古代に飛来した空飛ぶ円盤か。
Chiba polypore x Gold
Gifu polypore x Platinum
Gunma polypore x copper
Yamagata polypore x Gold
Tokyo polypore x Platinum
夜中に植物たちが会話してそう。で、小さな「何か」もゾロゾロ這い出してきてる、きっと。
Yamanashi polypore x Copper
植物と対話し、その全ての過程の美しさをあらゆる角度から見つめ、独特の美意識で植物に新たな解釈を与える東さんの作品はずっしりと心に響く。
生まれて、育ち、成熟しては、老い、死への時間を刻み、再び新たな生を育み、朽ちては果てる。(「植物図鑑 ENCYCLOPEDIA OF FLOWERS」より)
私の考えるグロテスクとは、咲き誇る美しさだけではなく、どんな過程においても「美」というものを抽出できる鋭い感覚。
人間が死んで腐敗し骨へと変ずるさまを9つの段階に分けて示した「九相図」と、
(「浄相の持続」松井冬子作)
エルメスのエキシビジョン「レザー・フォーエバー」での…松の木の生命すべて、根まで美しく表現した盆栽インスタレーションを思い出しました。(VOGUE blog「エルメス特別エキシビジョン『レザー・フォーエバー』」)
そしてやっぱり思うのでした「纏ってみたい」と。
脳裏に浮かんだのはアレキサンダー・マックイーン2009年春夏と
セリーヌ2011秋冬。
植物彫刻を見た後は、ルイーズ・ブルジョワ(Louise Bourgeois)の彫刻、卵を抱えたお母さん蜘蛛「ママン」を愛でて帰路につく。
ここでスキャパレリ 2016年春夏クチュールの素晴らしき蜘蛛ドレスを思い出す…
素敵だったのは、スタッフの制服。
東さんの描くスケッチを刺繍したアップリケ。プロジェクトが終了するたびにこの植物刺繍が増えていくのだそう。将校みたい!カッコイイ!スタッフになりたい!
この展示は2月7日(日)までです。是非!
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