こんにちは Lulu.です。KANNOTEXTILEさんが主催する「夏のはきもの ひかりのすあし」展にお邪魔してきました。鎌倉彫りが施されたものや〜桐といった素足に気持ちのいい台に大陸の布が絡み、美しい対比を醸し出していました。
大陸の布、身に纏う色の煌めき、歌や踊り、そこに漂う匂いと温度。それらが日本の民芸と出会い木履となりました。素足で歩く光の季節に。
日本の伝統的な履物「下駄」。道路が舗装されていない時代、ぬかるみを歩くのに高さのある下駄は重宝されたという。サンダルは鼻緒をはさんで親指の付け根にグッと力を入れて履くトング、所謂下駄や草履型が好きで。夏が近づくと下駄を探すのですが、なかなか好みのものに出会えず、でした。なのでこの麗しい展示会を心待ちにしていました。
お目当は作家さんの台。昨年、版画家 猫野ぺすかさん描く一足を買い逃してしまったので「今年こそ!」と鼻息荒く突撃してきました。生き物に愛情を注ぐぺすかさんの優しさが伝わってくる一足。クイナの仲間のバンという鳥が、そしてその子どもがちょこんと可愛らしく描かれています。インドの布と。
20世紀初頭にかけてフランスで活躍した画家オディロン・ルドンが好きだというぺすかさん。約110年ものあいだ非公開となっていたドムシー男爵の城の食堂に飾られていた画からインスピレーションを受けたという優しい花が描かれています。タイの布と。
優し気なぺすかさんとルドン風な一足。
そしてヴォイニッチが側面に描かれている!植物が伸び盛る麗しき一足はウズベキスタンの布と共に。1912年にイタリアで発見され、1400年代初頭に制作されたとされる古文書「ヴォイニッチ手稿」は今だ未解読。植物や惑星、沐浴する女性などが描かれており〜暗号?人口言語?自然言語?うぁ〜こういった謎は強烈に惹かれる!「ヴォイニッチ手稿」は、イェール大学バイネキ稀覯本・手稿図書館のサイトで見ることができます。
そしてもうひと方、toi 板内 友美さんの台。力強い「彫り」と存在感あるウズベキスタンの刺繍布の組み合わせ。
水色×茶色好きとしてはコレ。前つぼの水色が映えに映えていた一足。これは見るより履いた方が数倍美しかった。側面に馬が疾走してるし!反対には魚が泳いでるし!
こんな小さな面積の鼻緒に語りかけてくる世界がギッシリ詰まっています。
素敵だったのが鎌倉市松三味茶×更紗。イランの絨毯にインドの額というディスプレイがこれまた麗しかった。
この鼻緒の裏地ね〜青のコーデュロイ!青系×茶色って本当に素敵。
夏に気持ちのいいサラリとしたガーグラースカート(この展示会で販売しています)と気になった下駄を勝手に合わせてみました。
男性の下駄や草履も。色気があって素敵です。
手持ちの服にもすんなりと収まってくれる気がする「下駄」。全身ワントーンで鼻緒を目立たせてみたり、もちろん民族ギャザリング的な合わせ方も素敵です。
ギャラリーオーナーのセンスが垣間見られた坪庭。真ん中に小さな紅葉が植えられ、サルノコシカケのようなきくらげも!素敵。
この機会に「下駄」を日常に取り入れてみませんか。
夏のはきもの ひかりのすあし
日時 : 6/16 Sat.– 6/19 Tue. 12:00 – 20:00
場所 : eofm laboratory
住所 : 東京都豊島区南大塚2-37-11 #102 (1階奥)
TEL : 03 6902 2473
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