こんにちは Lulu.です。念願かなって観てきました!Saut Hermès 2018。2010年から始まり、今年9回目となるエルメス主催の馬術競技ソー・エルメス。毎年グラン・パレで繰り広げられる世界最高峰のライダーと馬の華麗なる競技、今年は3月16、17、18日に開催されました。
ショー ジャンピングと呼ばれる障害飛越競技は、決められた順番通りに障害を飛越、走行しスピードを競うもの。バーを落下させたり、馬が障害の前で止まってしまったりなどの反抗は失点、落馬してしまうと失権となります。大障害となると高さが160cm以上あり、大迫力の「人馬一体」を体感することができます。
エルメス!な障害。
人と馬との調和をテーマにデザインされた今年のコース。コースデザイナーは、スペインのSantiago Varela Ullastresとフランスの Grégory Bodo。各クラス毎にコースのデザインが変わります。
コースが出来上がると選手たちは実際に馬場に出て、歩幅や踏切のタイミングなど考察しながら周ります。例えばコースはこんな感じ。飛ぶ順番を頭に叩き込みます。
世界トップレベルの選手たちと馬、その息づかいを感じることができ本当に幸せな空間でした。
毎年3月もしくは4月に開催されるソー・エルメス。なかなか予定が合わず、やっと予約出来たのがあのテロのあった年で…キャンセルしてしまいました。そして今年雪の散らつく寒い日、ついにこの至福の時間を得ることが出来ました。
小さな頃から馬好きで、お絵かきもまたがって遊ぶおもちゃも〜全て馬を選んでいた私が障害飛越という競技を知ったのは小学生の時。乗馬雑誌で「馬具商エルメス」を知ったのもこの頃。上原きみこの馬術漫画「ロリィの青春」をボロボロになるまで読み込み、ごくふつうの家庭で育った私はどうしたらこの世界に入れるのか、いつかこの世界の片鱗を体験したい!と思い続けてきました。そして高校時代に障害飛越にのめり込み、馬の体温を感じながら飛ぶ、という世界を知りました。
だから私にとってエルメスはファッションブランドではなく馬具商。今でも少しづつしか購入出来ませんが、鞍(サドル)を縫うサドルステッチで手縫いされたバッグを持つ時も、ブレスレットを装着する時も、エルメスは馬装感覚が再現され、馬と一緒にいる気分になれる時別なメゾン。
シルバーもハミや手綱などの馬具モチーフと馬、がいつも一緒。
今年のエルメスのテーマはゲーム。独自の年間テーマに沿って展開されるエルメスのアイテム。チェスの駒をモチーフにした障害にも、自由に遊べるように至る所に置かれた小さなゲームにもその“Let’s play!"の精神が貫かれていたように感じました。小さな子どもたちにはポニーや馬車が用意され、楽しそうな声がグラン・パレに響いていました。
ソー・エルメスでのもう一つの楽しみがバルタバス氏演出のエキシビション。バルタバス氏は、1984年に騎馬スペクタクル「Zingaro ジンガロ」を立ち上げ、馬の調教から制作、演出を全てこなす「現代のシャーマン」と呼ばれる馬術家。氏はヴェルサイユの大厩舎も再生し、2003年ヴェルサイユ馬術アカデミー(Académie équestre nationale du Domaine de Versailles)をも立ち上げています。
今年はウェールズ産のポニー70頭が出演した「WILD PONIES」。一見無秩序で混沌とした流れの中に美しい旋律が感じられ〜バルタバス独特の美意識が伝わってきました。
そしてもうひとつ、Saut Hermèsファンが楽しみにしているのが、毎年馬にまつわるチャームが変わる愛らしいブレスレット。このブレスレットは会場であるグラン・パレと、フォーブル サントノレの本店でのみ購入出来ます。
嬉しがって早速つけてみる。
鞍職人のデモンストレーションも
Hermès - Saut Hermès 2018
夢は当分覚めそうにありません。
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