汐留ミュージアムで開催中のヘレンド展へ行きました。
ヘレンド は、ハンガリーにある静かな村です。
以前から焼き物に盛んだったこの地に操業された陶器製作所。
当初はハンガリー貴族が顧客でしたが、1882年にはへランド磁器製造所として帝室、王室御用達と認定され、皇帝フランツ・ヨーゼフの庇護を受けるようになります。
へランドの名前が有名になったのは、1851年のロンドン万博博覧会でヴィクトリア女王がウィンザー城のためにディナーセットを注文したため。
中国風の絵柄に蝶の舞うデザインは、一般にも販売され大流行しました。
《式絵金彩ヴィクトリア文ティーセット》1850年頃
展覧会では、年代順に展示されていて、最初は、中国の陶器の影響を受けていたのがとてもよく分かります。
《色絵金彩蓮池水禽図皿》
1860年頃
ヘレンド一族の世代交替のたびに少しずつデザインが変化していました。
《色絵金彩 皇帝 文コーヒーセット》
1860年頃
《色絵金彩 花卉文カップ・受け皿》
1860年
ヘレンドといえば動物の陶器でも有名ですね。
《真珠を啄む雄鶏》
1871年
多くの陶器に動物が使用されていましたが、ナマズの様な魚をよく目にしたので「何故ナマズ?」と思っていたら、幸せを呼ぶドルフィンだそうです。
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