こんにちは Lulu.です。デザイナーのカトリーヌ・レヴィ(カトリーヌ・レヴィ)とシゴレーヌ・プレボワ(Sigolène Prébois)によるインテリアブランドTsé&Tsé associées(ツェツェ・アソシエ)のデビュー作「四月の花器」が今年で25周年を迎えます。
今年5月初旬にはこの25周年を祝い、パリのセレクトショップ「Merci」(メルシー)で、デザイナー二人の友人であるアーティスト達がこの花器にオマージュをささげた作品展『マスカレード(仮面舞踏会)』が開催されました。その40作品の中27作品が、東京・青参道の「H.P.DECO」で『マスカレード・トーキョ―』と題し集結!ということで早速行ってきました。
相変わらずチャーミングなお二人は、1984年にパリの国立工芸学院で出会い意気投合し、共に制作活動を始め、卒業後の1992年に「ツェツェ・アソシエ」を設立。試行錯誤の末誕生したのが21本の試験管を連ねた「四月の花器」。パリのポンピドゥー・センターの永久定番コレクションとなり、現在でもクリエイティブな新鮮さを失いません。
試験管に一本一本花をさす、という発想は日本の「剣山」からインスピレーションを得たそう。大きな花瓶に束で入れられている花を見てちょっと苦しくなり、自然に生えているように一本づつバラしてあげたかった、と。
ちょっと、ちょっと、後ろのユニコーン!そうです、これまたずっと追い続けてきたフレデリック・モレルもお二人の友人として今回の展示会に参加しています。(VOGUE blog「Frederique Morrel」)たてがみが「四月の花器」ね。
「四月の花器」が舞踏会に行く為に色んな衣装を着せられているかのような今回の展示。だから『マスカレード(仮面舞踏会)』。
イメージを固定せず使う人に自由に楽しんで欲しいという願いがお二人のデザインの根底に流れている。こんなに長い間、多くの人に愛されてきた花器。それは使う人との間に各々の自由が入り込める「余白」があるから。
インドのファッションデザイナーマニッシュ・アローラ( Manish Arora)は、彼のデザインする服のように楽しく華やかに花器をデコレーション。
ワイヤー彫刻家のマリー・クリストフ( Marie Christophe)は鳥や昆虫たちで空間を広げてくれました。
試験管をイメージしたカラフルなオブジェで祝ってくれたのは、アーティストのアンリエット・H・ジャンセン(Henriëtte H Jansen)。
プラスティックにガラス、陶器、金属などを扱うアーティスト、アガタ・サン・ジロン( Agathe Saint Girons)は、21本の公式な試験管に四半世紀の友情を祝って5本を追加!
そしてイヴァン・ペリコリとブノワ・アス ティエ・ド・ヴィラット率いるアスティエ・ド・ヴィラット( Astier de Villatte)からは、もちろん白い陶器が登場。
ツェツェ( Tsé & Tsé )も参加〜
私も…前日に家にあった造花をざっくりさしてみました。ウチにある「四月の花器」と吊り下げ花器「ナマケモノ」も20年ほど愛用。引っ越し時の船便にも耐えた試験管たちでしたが、最近一本割ってしまい〜まあその欠けもまたいい感じ、とそのまま使い続けています。
そして「四月の花器」25周年記念限定エディション2種類が2017年6月22日(木)発売されます!
*『四月の花器 エディション・ツェシアル』(奥)試験管の留め具部分に、ツェツェの二人が25年前、「四月の花器」をデザインしていた時に試作した全ての金属コーティングが使用されているもの。グリーンとグレーのコンビネーションが綺麗。
*『四月の花器 マリークレール・メゾン・アニヴァーサリー』(手前)薬瓶のようなジンジャー色の試験管。シックです。
今見返しても色褪せない18年前に購入したTsé&Tsé associéesの本。本書の中でお二人は日本の着物がとても好きだ、と語っています。
今回のインタビューで心に残る一冊を伺ったら〜やはり日本の本でした。大正末期から昭和初期にかけての、西洋文化が流入し伝統とモダンが入り混じった頃の色彩を収集した「配色字典」を挙げて下さいました。フランスと日本、繊細な感性と物事に対峙する姿勢などに通じ合うものがあるのでしょうね。「四月の花器 」も日本という土壌で大きく育ち愛されています。
この機会に各アーティストの仮面を被った「四月の花器 」を体感してみて下さい。
「四月の花器 」25周年記念イベント『マスカレード・トーキョー(仮面舞踏会 東京)』
会期: 2017年6月22日(木)~ 7月6日(木) 11:00~19:30
会場: H.P.DECO
また、Tsé&Tsé associées(ツェツェ・アソシエ)来日 オープニングパーティーが2017年6月23日(金) 18:00〜20:30 開催。
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