日本の「着物」が今、中東ドバイでブームになっている。
そのうちのひとつ「KIMONO ABAYA」は、日本から遠く離れたイスラーム宗教の女性服「アバヤ」と日本の「着物」を合わせた服。
どちらも反物(生地)から作られ、女性の露出を抑える役割があったり、アバヤと着物の意外な共通点から生まれている。
普段は全身を布で覆ってるので、見える部分は細部までこだわる。
赤いペディキアをのせた足袋を「ちらっ」と見せられるのは、着物やアバヤを着ている時だけ。
ドバイでは今、日本はじめ他文化を積極的に取り入れながら、 新しいカルチャーをつくろうと国全体で動いている。
そんなドバイには、最新のアーティストやファッションが集まる地区「Alserkal Avenue」がある。
ニューヨークのミートパッキングエリアを彷彿させるギャラリーに改装された倉庫街は、ブティック、コーヒーショップが入っている。
週末は、UAE中のファッショナブルでアートをこよなく愛す老若男女が集まる。
そのAlserkal Avenueの一角に、日本の「のれん」がかかった。
「NEW JAPAN PHOTO」と書かれたのれんをくぐり、中へ入るとKimono Abayaが飾られ、 奥にはギャラリーが広がっている。
「日本の写真家を世界へ」というテーマで、海外に向けて写真家のプロモーションや出版を行うEinstein Studio(アインシュタインスタジオ)が日本からドバイにやってきたのだ!
この日のために集まった人たちは様々で、近々完成するルーブル・アブダビ美術館の関係者、春に創刊するVogue Arabic関係者、ガンドゥーラやアバヤを身に纏うアラビア人からヨーロッパ系の駐在の家族まで。
展示会初日、レセプションにはギャラリーが人で溢れた。
和太鼓の力強い音が、はじまりの合図。
高い天井まで響き渡り、観客の高揚感が高まり、一瞬で惹きつけられた。
演奏の後は、ドバイ在住のダンサー和田まりこさんのコンテンポラリー・ダンスが披露された。
大きな拍手とともに幕を閉じた。
どこか懐かしい和の空気みたいなものを全身で感じながら「私は日本人だな」と、改めて。
ドバイでは貴重な「ばかうけのお煎餅」と「伊右衛門茶」を片手に、
宗教や国境を越えて日本文化が絶賛され、共有され、新しいカルチャーが生まれていくのを見た。
昨年秋、京都で人気のArabica Coffeeがドバイに上陸した。
私がドバイに来てから5ヶ月間の間にも、 日本料理レストラン、ラーメン屋、居酒屋バー、ケーキ屋、が次々にオープンし日本文化が浸透してきている。今年は「銀だこ」も来るとか…!?
益々盛り上がっていく、中東での日本文化。
特に世界中からの人やものが集まる「ドバイ」で繰り広げられていく
日本×中東の新カルチャーに、目が離せない。
NEW JAPAN PHOTO ISSUE.3
open: 1/27-2/27 2017
11am-7pm / Sat.-Thu.
place: CHI-KA / 75 6 Street (Alserkal Avenue Unit H69) Al - Dubai
facebook: https://www.facebook.com/einsteinstudiojapan/?fref=ts
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