東京都現代美術館で開催中の『マーク・マンダース / マークマンダースの不在』展へ行きました。
マークマンダースは、オランダの作家です。
大工をしていた父親の影響で子供の頃から何かを作るようになりました。
16才で工業デザイナーとして働き始め、画家ピカソやルーカスクラナッハの作品からも影響を受けたそうです。
また、戦争で息子を亡くし、精神的に傷ついた母親から感じたものを作品に反映させているそう。
会場に入るとまず<未焼成の土の頭部>という作品が展示されています。
板と女性頭部の彫刻作品。
続いて展示されているのは、ゲント私立現代美術館蔵の<夜の庭の光景>です。
ショーケースの中に黒い砂と黒い猫と紐が展示されています。
続いて広い会場に展示されているのは、 <マインド・スタディ> ボンネファンテン美術館蔵
ここから彩色されたブロンズの作品が続きます。
< 黄色と青のコンポジション>
<狐/鼠/ベルト>
ここから薄いビニールで囲われた中に入ります。
<4つの黄色い縦のコンポジション>
<椅子の上の乾いた像>
<乾いた土の頭部>
<黄色い鉛筆のある土の像>
彩色されたエポキシ樹脂
<人類学的トロフィー>
<リビングルームの光景>
<バースペクティブ・スタディ>
<黄色い縦のコンポジション>
<舞台のアンドロイド>
ここにも動物の彫刻がついています。
<像の習作>
この作品の次の展示室では、草案のドローイングが展示されています。
続いて、鉛筆などを並べた作品や椅子になる前の椅子などクスッと思うような作品が展示されています。
私は、この中で展示されている<2色のコンポジション>という作品がとても好きでした。
そしてラストは<3羽の死んだ鳥と墜落する辞書のある小さな部屋>という作品。
作品名を読まずに部屋の中に入ると、床がふわふわしていることに気持ち悪さを感じたのですが、部屋を出てから、作品名を見て、この床の何処かに3羽の鳥がいるかもしれなかったということを知ると床を踏んだときの気持ち悪さに合点がいきました。
私は、今年の2月に金沢21世紀美術館で開催されていたマーク・マンダースとミヒャエル・ボレマンスの2人展へ行ったので、今回で2回目でしたが、再度見ることができて良かったです。
時間が止まっているように感じるとても静かな作品です。
個人的には作品の周りに貼ってある薄いビニールの素材もとても好きで、作品を見ている人が動くと空気でビニールもフワフワ動くので、不思議な空間になっています。
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