こんにちは Lulu.です。またちょっと地下に潜りたくなって、群馬県上野村にある鍾乳洞「不二洞 」に行ってきました。
不二洞は約1200年前、大福寿山に住んでいた猿たちが集まり騒いでいるのを不思議に思った村人によって発見された洞窟。そして約200年前に集落に疫病が流行した際、吉祥寺六代住職悦巌(えつがん)上人が、天台の百巻経を洞窟に納め祈願し、これを鎮めたそうです。その後、こうした災いが二度と起きないよう、この洞窟の名称が「不二洞」と改められたといいます。
ドキドキする地底世界への入り口。
120mのトンネルを経て洞窟の最低部へ。
おーこのワームホール感!龍の胎内を思い出した。(記事「龍が巻きつく寺院 ワット・サームプラーン(Wat Samphran)/ バンコク旅行記③」)
縦穴と横穴を組み合わせたルートが面白い不二洞。
最低部から螺旋階段で縦穴を登り、昔お猿たちが戯れていた穴の入り口(現在のルートの出口)へ向かいます。
400年程前、藤原山吉祥寺の開山・安宗(あんそう)がこの洞窟を探検し、修行の場として洞内の各所に仏教にちなんだ名をつけたそうです。
「三途の川」とか、
七度撫でて願掛けると願いが叶うという「閻魔の金剛杖」
「大日如来像」などなど。
ヒグマの骨が発見された「空穴」。
地上に戻ると
勢いのある緑が迎えてくれました。
下山。
途中寄った川辺でも、とにかく緑が美しく力強い生命力を感じました。
洞窟で好きなのが、コウモリの大群の飛翔で有名なカールズバッド。ニューメキシコ州にある洞窟群国立公園です。異界へのクネクネしたアプローチも最高に高揚感があるところ。
Hidden Worlds: Carlsbad Caverns National Park
人工の地下もまた違うザワザワ感がある。(記事「防災地下神殿「首都圏外郭放水路」、「第1立坑」を降りてみた!」)
不二洞周辺には滝が点在していて、誰もいない小さな滝は静かで優しい時間を与えてくれました。
人魚が戯れていそうな小さな滝壺。
私の中で強く印象に残ってる滝が、カリフォルニア北部に位置するシャスタ山にある「モスブレー滝(Mossbrae Falls)」。シャスタは、クリスタルガイザーの源泉として知られ(シャスタの湧き水は本当に美味!)、『スタンド・バイ・ミー』で4人が歩いた線路もシャスタ山麓にあります。
モスブレー滝までの道のりがこの線路になっていて(現在立ち入り禁止になっているようです)、線路を歩き、静かで美しい滝に出会えた瞬間を今でも鮮明に覚えています。
何故か惹かれる地底世界。未知へ探究心なのか、恐れなのか。地下鉄に乗ると美内 すずえの漫画『妖鬼妃伝 』を思い出すしね。
群馬県上野村は、あの日航123便墜落の御巣鷹の尾根のある地。35年を経て、様々な見方が出てきた事象。衝撃的だったあの日を思い出し、感慨深く村を後にしました。
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